無題

今回は今まで以上に支離滅裂でまとまりがないかもしれないがご容赦願いたい。

 

目の前に昔ながらのダイヤル式黒電話がある。

これだけ聞くとレトロな面影を残した街の

茶店だったり、地域密着型の内科とか、

田舎のおばあちゃんちを

想像するかもしれないが、

残念ながらここは

渋谷の上島珈琲店である。

駅からほんの少し

離れたところにあるが故に

馬鹿みたいに混雑することはない。

また繁華街とも離れた所にあるから、

メラニン色素に別れを告げた学生の集団に

頭を悩まされることもないのである。

 

今回の記事は題名の通りである。

”型に縛られず自由に”。

(決して題材が決まらなかったわけでは、ない、はず、、)

 

 

 

10連休というフルマラソンを無事乗り越え、

ようやく息が落ち着いてきた。

とは言うものの、想像していたよりずっと忙しい事はなく、休憩中に先輩と公園で遊べるくらいに元気だった。

てか最近の高校生は制服の上にギャルソン着て

GUCCIのベルトつけてるのか...

 

 

話を戻すが、10連休中に来た顧客さんに

疑問に思ってたことを聞いた。 

「10連休もして大丈夫なんですか?会社潰れないんですか?」

これはかなり疑問だった。

10日間稼働しないという事は10日分の仕事は?とか、一般企業の仕組みが

全くわからないが故に、

そんなアバウトな若年的質問を

投げつけると

「10日も休まないよ、そんな事したら

会社潰れちゃうよ」

と、綺麗に打球はセンター前に打ち返された。

「そりゃそうですよね...」

 

 

確かにちゃんと社会人として迎えたGWは

初であった。(昨年は途方に暮れていたため)

世田谷区民はおおよそ

日本からいなくなっているか

山や海にベンツを走らせていたのだろう。

思った以上に街に人がいないGWにより

人生初のGW出勤は意外と安易に終わった。

 

 

もし自分に10連休があったらなにをするか

考えてみた。

やりたい事、行きたい場所、食べたい物、

欲しい物、7つの大罪のごとく様々な欲が

脳内でひしめき合った。

もし僕がカトリック教徒であれば

この歳まで生きていないかもしれない。

 

小1時間ほどの休憩をそれに費やし、

ありもしない風景に手元の電子機器から

フライアウェイした。

その時に気がついた。

もし10連休なんてものがあるなら

10日間、電子機器の電源をオフにして

お金とカメラと少しの着替えを持ち、

10日間限定アドレスホッパーの旅に出たい。

定住しない生活は今とは真逆の人生が故に

少し憧れがあった。

そしてそれをするなら今触っている

こんなものは必要ないのだ。

理由は長くなるので割愛する。

 

 

行き先の予定もなく

ただひたすらに赴くまま歩き、

型に縛られず自由に直感で道が決まる

泊まるところも食べるものも

行き当たりばったり

色んな人に出会えるかもしれない。

なんと幸せなんだろうか。

考えただけで3連単が的中したような、

1回転でBIGひいたような、

そんな気分だ。

 

 

 

 

だがおそらく、

それが叶う日は来ないんだろうな笑

 

働け日本人。

 

 

f:id:iweekend:20190519205522j:image

僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって
ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった
ふたつめは今宵の月が僕を誘っていること
みっつめは車の免許とってもいいかな
なんて思っていること

 

ハイウェイ/くるり